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2006年9月25日 (月)

9/17 【桧原湖キャンプ】北極探検レポート(往路編)

9/16-18の連休は、今年2回目の桧原湖キャンプに行って来ました。中日の9/17(日)にはカンチェンジュンガ(磐梯山)の登山を計画していたのですが、天気予報は雨、山はすっぽり雲に覆われていたため、登山隊の代わりに、船で北極(桧原湖最北端)を目指す北極探検隊が編成されました。

キャンプから8km離れた北極まで手漕ぎボートで行くのはほとんど無理だろうと皆が思う中、NP家の良き土人さん(簡単のため以降Mr.NPと書かせていただきます)が、行けるところまで行ってみるということで、お1人でチャレンジです。本当に無理なのかどうか自ら実証してみるという心意気が素晴らしいです。私はこういうのをとっても尊敬します。過去の偉大な探検家は皆こういう心意気を持っていたはずですよね。

北極探検の本隊は、去年の海戦で多島海を制覇したカンチェンジュンガ帝国の真昼のふくろう女王と静かなドミノ提督、いーろらさん、COOTの4人です。カンチェンジュンガ帝国は、北極にまでその版図を広げるのでしょうか。

先発の手漕ぎボート1艘から30分ほど遅れて、カナディアンカヌーと折りたたみ式カヤックの2艘が、北極を目指して10時半にベースキャンプを出発しました。

キャンプ場のカナディアンカヌーよりCOOT家の折りたたみ式カヤック「ベックフット号」の方が、スピードは早そうですが安定性では負けます。最初はたぶん最もスピードが遅くなるであろう組合せで、女性2人がカナディアン、男性2人がベックフット号に乗って、まずは途中の「隠し場島」まで行き、そのペースから全行程でどの程度の時間がかかりそうかを計算して、暗くなる前に無事に帰れるか、どの程度北極で遊べるか見当をつけることにしました。乗る組合せを変えればそれよりは早くなるはずなので、その分ゆとりができることになります。

今回は水位が低くて多島海の中は陸続きになった島々のために抜けられないので、多島海の島の外側に沿って北上します。

いきなり後ろから汽笛がけたたましく何度も鳴って、ふり返ると観光汽船が2隻真っ直ぐこちらに向かって来ます。湖は広いのにどうして島の近くにいる我々の方に向かってくるのか、まるで意地悪をされているような気もします。

急いで漕いでもっと島に近づくと、こちらに向かってきた汽船は急に左に曲がり、広い湖の真ん中に向かって行きました。転進した辺りを見ると、岩礁とブイがあって、どうもその浅瀬と島の間の狭い水路を通ることになっているようです。北極探検隊が島の近くのその水路を通っている時に偶然に汽船もそこを通るタイミングが重なって、汽笛を鳴らされてしまったわけです。理由が分かれば納得。今度からは気をつけることができます。

Pict7138 見渡すとあちこちに水面ギリギリの岩があって、カヌーでもうっかりすると座礁しそうだし、モーターボートやヨットをこの辺りで操船するのは難しそうです。そういう岩やいろんな形の島がたくさんあって、島と島の間を抜けたりする時は探検気分が盛り上がります。

景色抜群の多島海を抜けて遠く北極まで見渡せる広い水面に出て、右手に黄金色の陸地を見て、さらに進むと、湖のど真ん中にポツンと浮かぶ「隠し場島」に近づいてきました。物語の湖と同じで、北に向かって進むと、リオ沖のたくさんの島々の間を抜けて、最後の島が「隠し場島」。ここから先は広い水面が遠く北極まで広がっているのです。

ベースキャンプから隠し場島までちょうど1時間かかりました。先発のMr.NPの手漕ぎボートは見かけないままで、先ほどの汽船騒ぎに気を取られていた間に追い抜いてしまったのかもしれません。

隠し場島で2艇のクルーを交替する予定だったのですが、簡単に上陸できそうな場所がなかった(できそうな場所には土人の釣り人がいた)し、2艇のスピードの差もそれほど無さそうだったので、そのまま北極を目指すことにしました。

そこからは開けた水面でますます風も強くなり、真後ろからの風と波を受けて、たぶんかなりのスピードが出ているのだと思います。後ろからザワザワーッと追いかけてくる波に艇を運ばれて、そのうちに波の方が早くて追い抜かれて、また次の波が追い付いてきてを繰り返します。帰りは向かい風になるのでかなり心配です。

いつもながら、ベックフット号はなかなか真っ直ぐ進んでくれません。すぐになぜか右へ右へとそれてしまうので、右側を力を入れて漕いだり、左側を逆漕ぎしたりと、気も体力も使います。

Pict7150 冬のシュピッツベルゲン探検の時にベースキャンプにした狐鷹森を過ぎ、左右の湖岸に橋やトンネルがあるところを過ぎ、北極のエスキモー部落が望める辺りまでやって来ると、左の岸近くに屋形船がありました。冬に真昼のふくろうさんが北極を目指した時にはもっと岸から離れたところに、その「フラム号」はあったそうです。

突然、NPさんから無線連絡(携帯)です…
「こちら北極探検隊です。どうぞ。」
「こちら多島海探検隊です。良き土人(Mr.NP)から北極に到着したとの連絡が入りました。」

な、なんと、先発の手漕ぎボートは、ずーっと本隊の前を走っていて、とうとう追い付かれることも追い抜かれることもなく、先に北極に到着したのでした。なんたる快挙!

ヤマネコ島や多島海探検に一緒に行った時には、ベックフット号だと手漕ぎボートの倍以上のスピードが出ているように思ったのですが、通常は2人以上で乗る手漕ぎボートに1人で乗って漕いでいることと、Mr.NPの並々ならぬ漕力の合わせ技でしょうか、カヌーと変わらないスピードでキャンプ~北極の8kmを漕ぎきったのでした。

そこから北極までまだしばらく漕いで、双眼鏡でMr.NPの着岸地点を確認して、手漕ぎボートの隣にベックフット号を接岸させました。隠し場島から北極までもちょうど1時間かかりました。Mr.NPもベースキャンプから北極までちょうど2時間かかったそうで、手漕ぎボートながらカヌーと同じスピードを出せたことになります。北極で本隊が先発隊に追い付くことになるとは思いもしないことでした。

カンチェンジュンガ国首脳を乗せたカヌーは、200m程東の方に接岸して、真昼のふくろう女王はさっそくその辺りの陸地を探検しています。そちらに合流して、まずはお茶を沸かしながらお昼にしました。

ペミカンとハム・チーズのサンドイッチにバナナでお腹いっぱいにした後、冬にもここに来たことがある真昼のふくろうさんの案内で辺りを歩き回って、ランサムっぽいいくつかのポイントを確認しました。

Pict7155 将来の北極探検家のためにも詳しいことはネタバレになるのでここでは書かないことにしますが、北極はなかなか素敵なところです。

後になって思い出したのですが、北極海のどこかに、水中に水没した神社の鳥居や参道が見える所があるらしいのですが、すっかりそれを探すのを忘れてしまっていました(^^;。次の北極探検隊のお楽しみです。

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