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2007年8月23日 (木)

8/15 南紀4日目: ベックフット号で日置川下り

南紀の旅の前半は観光旅行、後半の今日からはアウトドア全開です。

南紀白浜の宿から日置川(ひきがわ)をカヤックで川下りする出発点までは、昨日のキャンプ場からより余計に時間がかかるので、今朝は3時45分に起床です。4時にホテルをそっと抜け出して、まだ真っ暗なうちに出発点の市鹿野橋に着いたので、まずは車内で朝食を食べ、ようやく少し明るくなってからカヤック等の荷物を降ろしました。

Pict0249航海士はカヤックと一緒に残り、私は車を川下りの終点となる田の井橋へ置きに行きます。ここはJR紀勢線の日置川鉄橋の1つ上流側の橋ですが、ここなら河原に車で降りられるのでカヤックの回収が楽に出来るし、日中は川遊びをする人たちで賑わうので車上荒らしの危険も少ないことを、一昨日に偵察した時に確認済みです。

Pict0250出発点に戻るバスがちょっと遅れてやって来ました。遠くからも近くからも手を振って合図したのに、スピードも落とさずに通り過ぎようとします。日に3本しかないバスで次は14時頃。それでは遅過ぎるからこんなに早起きして無理しているのに、このバスに乗れなかったら洒落になりません。ビックリ大慌てでバスを追いかけようとしたら、10mくらい通り過ぎて停まってくれました。今度はドアが開きません。運転手が運転席からドアのところまで来て、何かガチャガチャやって、ようやく開きました。「いやー、すみませんねえ、ちょっとアレを修理していたんで気がつきませんで。」・・・何か他にも壊れているところがあるようです。

こんなに朝早くにこんなに田舎道で、乗客はいるのだろうかと思っていたとおり、最初から最後まで私1人でした。まさかお客がいるとは思わなくてさっきも通り過ぎようとしたのでしょうし、ドアが故障で開かなくても普通は気づかないままなのでしょう(笑)。しかも、また途中の集落に入る道をうっかり通り過ぎようとしたみたいで、急ブレーキで停まって、「どうせいないんだろうけどねえ」と言いながら、集落内のバス停を通ってまた元の道に戻りました。逆方向に向かう同じ会社のバスとすれ違う際には、わざわざ停まって、相手の運転手に対して「そっちは空っぽかい」とか言って、こちらには乗客が1人乗っていることをどうも自慢しているみたいです。バス停を過ぎる毎に運転手はボタンを押して、次のバス停の案内のテープが流れたり運賃表示が変わるわけですが、それもいちいち面倒らしくて、時々思い出したようにバス停数個分をまとめ押ししています。いやー、本当に素朴で笑えちゃうバスでした。ちょっと面白おかしく書いちゃいましたが、地元出身の運転手さんで、カヌーや川の話をできて、とても楽しかったです。ありがとうございました。

Pict0251出発点にはもう1艇準備中のカヤックがいました。我家もベックフット号を組み立てて、8時に出発。ところが、いきなり最初のザラ瀬で座礁して、降りて浅過ぎるところは艇を運ぶことになりました。

次の瀬は、水深・水量とも申し分なさそうなので、そのまま突っ込んで行ったら、あえなく沈。出発5分後に転覆してしまうとは想定外です。ひっくり返ったままの艇に片手でつかまり、もう片手はパドルを握ったまま、バタ足で岸に向かいます。次の瀬の音が段々近づいてくるのでちょっとあせりましたが、無事に岸に着いて、艇をひっくり返して水を出しました。昼食は防水バッグに入りきれなかったので、ビニール袋には入れていましたが、一部の食べ物は水につかってしまいました。やれやれ。

Pict02523番目の瀬は、浅くて途中で岩に引っかかってしまい、艇が横向きになって横倒しになって、航海士はパドルと帽子を流してしまいました。これまた大変です。まずは艇を起こして、安全なところまで持って行って、航海士は艇がまた流されないようにそこに残り、私は岸を急いでパドルを追いかけます。運良く、瀬の下の流れのゆるやかなところで泳いでいるグループがいたので「すみませーん、パドルをつかまえていただけますか」と大声を出して、パドルと帽子を無事に回収できました。やれやれ。

また出発すると、座礁した時に船底に穴を開けてしまったようで、噴水のように水が入ってきています。また岸に着けて、荷物を出して、ひっくり返して、テープを張って応急処置です。2度ほどそういうことをしましたが、まあこれは想定内です。

去年下った山口県の錦川と、今回の日置川は、難易度も下る距離もほとんど同じなのですが、去年は一度も沈しなかったのに、今年は最初から試練です(^^;。最初からこんなだったので、瀬の音が近づいてくるたびに、航海士は「また嫌な音が聞こえてくる」なんて言ってるし、私も緊張しました。

途中でベックフット号と同じくらいの大きさのカヤックに親子4人が乗ったのや、出発点で一緒だったカヤックや、何度かお仲間に出会いました。その度に、日置駅の辺りまで行く予定だと言うと、えっ一日でそんなに行くの? とビックリされます。去年の錦川を下った時と同じくらいの距離(約23km)だし、朝早くから出発しているから、十分行けると思うし、せっかくきれいな川を下るのだから長く下りたいと思うのですが、どうも我家の距離は長いみたいです。他の艇は見ていると、川の流れに乗って漂っている時間が多そうですが、ベックフット号は、ほとんどいつもパドリングしているので、どうもその違いのせいみたいです。次は、もっとショートコースにして、のんびりゆっくり下りながら、途中で何度も泳いだりスノーケリングしたりエビを捕まえたりというのも良さそうです。でもまあ今日のところは、車の置いてあるゴールまで行くしかありません。

Pict0260Pict025811時頃に、一昨日の晩にキャンプした向平キャンプ場に着き、ここでお昼にしました。全行程のほぼ半分来たことになります。到着する直前に追い抜いてきた近くの別のキャンプ場でやっている体験カヤックの一団も目の前を下って行きました。水没した昼食でしたが、ビニールに2重に入れておいたので、そうひどいことにはなってなくて、おいしく食べられました。

キャンプ場を出発して橋をくぐると、川が二手に分かれています。左の本流の方には堰があるので、右の狭い支流に方に入っていってみました。この先が抜けられそうかどうか、ちょっと不安なので、岸に着けて歩いて偵察に行きますが、途中から藪になっていてそれ以上先は見えません。まあ行ってみようと、時々川にたれさがっている枝を頭や手ではらったり、川に倒れこんでいる木を避けたりしながら、流れに乗って下って行きます。ジャングルの中を探検しているような気分です。数百m下ったところで、ガーン、先が倒木で塞がっていました。両側は藪で、歩いて越えることも出来ません。仕方ありません。流れに逆らって、今下ってきた距離を全部上って戻るしかありません。ここでかなり体力を使いましたが、まあ良い教訓を得ました。漕ぎ上った所は川幅が広がっているので、さらに100mくらい艇を手で持ち上げて運んで、ようやく本流に戻ることができました。

Pict0266頑張ったごほうび(?)に、川岸の岩の上にいる野生の猿2匹を発見! でも、後半はもう少しのんびり下ろうと思っていたのに、今度はずーっと向かい風です。しかも結構吹いていて、漕ぐのを止めると艇は川の流れに乗ることも無く停まっています。いやはや、漕ぎ続けるしかありません。

Pict0271出発して6時間40分で、終点の田の井橋に到着しました。ここで艇を乾かす間に、スノーケリングをして、川の中の以外に豊富な魚を眺めてしばし遊びました。地元の子供たちが、勇気比べのようにして、橋の上から次々と飛び込んでいるのを見るのも面白かったです。

いやー、なかなかハードな川下りでしたが、年に1度は、こういう日本を代表するような清流をベックフット号で下ることを続けたいなあと思います。

Pict0276南紀白浜に戻り、明朝乗船するヤマネコ号の停泊場所を確認した後、夕食は、「とれとれ市場」というすっごく大勢の観光客で賑わっている大施設のフードコートで食べました。

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コメント

バスがタクシー状態、って私も経験あります(都内のバスなんですが)。COOTさんは、ちゃんと社交的に運転士さんと会話で盛り上がったのですね。私は無理だったな、時間も10分くらいでしたし。でも得した気分ではありました。

それはさておき、すっごい大激闘のカヤック旅でしたね!!COOTさんもさることながら、航海士さんの勇気と体力に拍手を送ります。素晴らしい!!

バスに乗るや否や、川を下るの? とあちらから話しかけてきてくださったのでした。でも私が乗ったバス停から今まで川下りの人を乗せたことは無いそうで、皆やっぱりもっとずっと上流のキャンプ場あたりから乗る人が多いそうです。
そんなで、長距離かつ沈したり逆漕したりで、航海士には無理をさせ過ぎてしまって、もうしばらくカヤックはいいとか言われてしまいました(^^; とほほ~。

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