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2008年9月15日 (月)

9/15 ヤマネコ号の冒険3日目: 松崎→静浦

6時頃、漁船が戻ってくるのを待ち構えるために港に行きました。ヤマネコ号のマストに少し登って防波堤の外側を眺めると、定置網のところに漁船がいません。あれっ、今日は漁に出ていないのでしょうか? きょろきょろすると、ちょうど1隻、港に入って来る漁船がいました。いいタイミングで港に来たようです。

水揚げ場に行くと、いつもは漁船に乗っているYさんが犬を連れています。あいさつして、今日は20人近くで来ているので、もしよろしければ獲れた魚を朝食用に少し買い取らせていただけないかとお願いすると、今日はほとんど獲れなくて、獲れたのももう売っちゃったそうです。ガーン、今朝は具無し味噌汁とご飯という寂しい朝食になるのでしょうか。さっき見かけた漁船も関係ない船だったようです。

P9152330 T船長もやってきてYさんと話してくださり、知り合いが釣り上げたカンパチ5匹を安く買い取らせてもらえるように話をつけてくださいました!

宿に戻り、外流しで航海士が魚をおろし始めます。Yさんも出刃包丁を持って来て手伝ってくださいました。中の台所ではleiraniさんが中心に刺身に切って、皆でご飯を炊いて、お湯を沸かして、魚のあらに湯通しして、あら汁を作ってと、まるで戦場のような忙しさで朝食作りが始まりました。

P9152334 17人が一部屋に座って朝食を取れるように、宿にあった長い板2枚とキッチンの椅子で工夫して臨時のテーブルも造りました。家の中でキャンプしているみたいで楽しいです。元々あった2台の座卓と合わせて17人がちょうど座れるくらいになりました。

P9152336_2 カンパチの刺身、あら汁、かぶとの塩焼き、ご飯、メロンに、昨夜「さくら」でT船長がいただいた梅干し、しそ、らっきょう、宿の台所で見つけた昔懐かしいかつおぶし削りを加えて、なかなか立派な朝食となりました。活きの良いたっぷりの刺身もあら汁もとってもおいしかったです。頼りになるYさん、ありがとうございました!

食器を片付けて、シーホッパーさんが今日の飲み物の買い出しに行ってくださって、イベント会費の清算をして、荷物を船に運んだら、10時の出航時刻までは自由時間です。

P9152340 ちょうどヤマネコ号のすぐそばで、何かの映画の撮影をやっていたので、私は船からずっとそれを眺めていました。大学のアマチュア映研部のようです。何度かリハーサルした後、本番音取りの時には、ヤマネコ号でも皆でお互いにシーッと注意しあって協力しました。面白かったです。

P9152344 その間、マスト登りの練習をする人もいました。ゆれない停泊中は良い練習時です。一度クロストリーズの上に登るコツをつかめれば、2度目からはずっと簡単になるし、航行中に登ることも出来るようになります。

ここで下船するどりすけさんとお別れして、10時過ぎに楽しかった松崎を出港しました。さっそく7枚全ての帆を次々と上げて、クローズホールドで北を目指します。向かい風なので、間切って進むことになります。つまり何度も転回ができるということで、願ったりかなったりです。

最初の転回では、まずヘッドスル3枚、次にメンスルとフォアスル、最後にトップスル2枚と順番にタックしましたが、2回目からは、全員が全てのシートに取り付いて、一気にタックすることに挑戦しました。このタックでは陸地にまっしぐらに向かっているので、直ぐに3回目のタックです。舵を取るMinnowさんからの「タック用意!」の号令で、皆がシートをビレイピンからはずして用意します。用意が出来たら、Minnowさんが舵輪を回し、船がまっすぐ風上に向いた時に「カミンバウ!(coming about)」と号令をかけ、それに合わせて新しい風下側のシートを引き込みます。一度も失敗することなく、皆の息を合わせて見事に一気に転回できて、ほれぼれするようでした。

P9152348 何度も何度も転回して、間切り続けたい気分でしたが、ツバメなどのクルーザーや普通のディンギーが風上切り上がり角度がほぼ45度なのに対して、帆船ヤマネコ号では55度以上もあります。つまり風上にはなかなか効率良く進めず、タックの度にも風下に落とされてしまうので、静浦にそう遅くならないうちに戻るためには、エンジンを使わざるを得ませんでした。

P9152350 風が落ちてしまい、前が見にくいのでロワーステイスルだけたたんで、機走で北に進み、途中でまたおにぎりとパンとお茶・ジュースのお昼にしました。今日は曇り空で、陽が暑くないのが嬉しいです。

大瀬崎辺りからちょっと東よりの風が吹いて来たので、タックして、ロワーステイスルも上げます。風が強くなってきて、適度なヒールをして、気持ちの良い帆走が始まりました。この内浦湾では、進むにつれて風が時計回りに回って行くので、うまく進路を合わせていけば、タックすることなくぎりぎりのクローズホールドを続けて静浦に帰れることもあるそうです。今日も、それをねらって、静浦に近づいたところで帆を下ろして残りは機走で帰る手もあります。しかし、船中タックしたくてうずうずしている感があるので(笑)、我慢できずにタック! 静浦を目指すにはまだ早過ぎる地点で我慢できずにまたタック! 後でT船長にあの2回のタックはどちらも早過ぎて無駄なタックだったと言われました(^^;。

静浦漁港に近づき、帆を下ろす楽しい作業もこれが最後です。ヘッドスルも全部取り外して船内にしまい、フェンダーを出して、もやい綱を用意して、16時半頃、無事に帰港しました。

最初は遠慮がちだった人も、3日目には争うように(笑)ハリヤードに取り付いたり、シートを握ったりして、皆で帆船を操る魅力を体験できたことが嬉しかったです。

T船長からは何度か聞いていたことですが、今回、クルージングとトレーニングは両立しないとつくづく思いました。帆を操る楽しさを感じて少しでもやり方を覚えたところで、早いうちに今度はセールトレーニングをテーマにしたイベントを企画したいと思います。

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