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2010年7月27日 (火)

7/24 ポルトガルの帆船「サグレス号」見学

P7247899v_4 ポルトガル海軍の帆船「サグレス号」が横浜に初入港し、一般公開されるのを、ARCの仲間たちと見に行きました。

3本マストバークで、帆は全部で23枚。ちなみにバークとは、最後尾のマストのみ縦帆で他のマストは横帆の帆船で、日本丸や海王丸もバークです。サグレス号もそうですが、航海練習船にはバーク型が多いのかな?

P7247907_2 まず目を引いたのが、3連の舵輪。ピカピカに真鍮が磨かれていて美しいです。舵をどちらに何度向けたかを示す目盛があって、左舷にBB、右舷にEBと書いてあります。P7247906x 英語だとポートとスターボードですが、サグレス号は元々ドイツで造られたので、ドイツ語の左舷・右舷の略とのことでした。船員の方が何と発音していたか忘れたので、家に帰ってドイツ語の左舷・右舷を調べてみたら、Backbord(BBで納得)とSteuerbord(どうしてEB?)でした。

P7247910 舵輪にはドイツ語で何か書いてあります。3人寄れば文殊の知恵で解読を試みましたが、分かったのは写真の部分の"Gott mit Uns"「神は我らと共に」。

P7247905 P7247927 2枚のトプスルだけ展帆してありました。サグレスの横帆には、テンプル騎士団のポルトガルでの生き残りである「キリスト騎士団」の赤い十字のシンボルが誇らしげに描かれています。

P7247935 Pict3334 船首像は、キリスト騎士団の団長でもあったエンリケ航海王子です。右の写真は、2005年1月に大阪の「なにわの海の時空館」を訪れた際に、展示されていたサグレスの船首像です。取り外された像だけをアップで見るとオジサンっぽい(笑)ですが、帆船に取り付けられた姿は凛々しくて、サグレス号に似合っていました。

サグレスは、1月にポルトガルを発って、ホーン岬を回り、ハワイから横浜にやって来て、この後は、種子島、長崎に帰港し、12月にポルトガルに戻る、11ヶ月間の世界一周航海をしているそうです。下士官の1人を皆で質問攻めにして、いろいろなことが聞けて楽しかったです。ホーン岬を回ったポルトガルの帆船は近年では初めてのことらしく、「ケープホーナー」なんですね! と皆で称えて、一緒に記念撮影をしました。

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コメント

7/28 に見学してきました。
30 分くらいしか時間がなかったので、あまりゆっくりできませんでしたが、いくつか質問もできて、楽しかったです。
3連の舵輪の船尾よりにもう一つ舵輪があったので、聞いてみるとエマージェンシー用とのことでした。

帰ってから「EB」「BB」について調べてみました。

英語: starboard, port
ポルトガル語: estibordo, bombordo
ドイツ語: steuerbord. backbord

ドイツ語ではなく、ポルトガル語の右舷、左舷、の略だと思います。
(Google 翻訳のサイトで、「starboard side, port side」を英→ポルトガル訳することで分かりました。port だけだと「港」の訳になってしまうようです。)

おお、なるほど〜。
素直にポルトガル語で良かったのですね。
謎が解けてスッキリしました。
ありがとうございました!
舵角の目盛板は、ポルトガルがドイツからサグレスを購入した後に追加した装備なんでしょうね。

私はEB、BBの説明の途中からしか聞いてないので、「へえ、ドイツ語だってその前に言っていたのか」と思ってました。考えてみれば、舵輪の赤と緑の部分に書かれていたのはポルトガル語のようでしたものね。

聞いた船員はドイツ語とは言ってなかったです。このブログを書く時に、何と言っていたかを調べようと思って、舵輪に「Gott mit Uns」と書いてあったのが印象深かったからか、ドイツ語だと思いこんじゃったみたいです。
3連の舵輪の赤と緑のところは、写真で確認すると、確かにポルトガル語っぽいですね。

> オジサンっぽい

おお~、確かに~。なんだか納得して笑ってしまいました。

特に「なにわの海の時空館」では、ずらーっと女性や鳥などの船首像が並んでいる中で、一際、オジサンっぷりが目立っていました(笑)。

>ポルトガルがドイツからサグレスを購入した
細かいことですが、
1937 にドイツで建造(Albert Leo Schlageter)
1945 にアメリカが賠償として入手
1948 にブラジルに譲渡(Guanabara)
1961 にポルトガルが購入(1962 から Sagres として就役)
となっています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~sagres/Informations/Brochure%20Sagres%20%28eng%29.PDF

Petrelさん、訂正ありがとうございます! ちゃんと確認して書くべきでした。アメリカがWW2の賠償としてドイツから入手したとは、サグレスもスゴイ歴史を持っているのですね。

ああ、Albert Leo Schlageterって、舵輪の上部に書いてあった長いドイツ語です! 今自分の撮った写真を見ていて気がつきました。Petrelさん、ありがとう♪

ご存じとは思いますが、念のため。
舵角指示器の写真で、舵角指示器の上のクリノメータ(傾斜計)の上の銘板によれば、この船がハンブルグにある Blohm & Voss 造船所で1937 年に造船所として 515 番目の船として進水したことを示しています。
ここに写真は載っていませんが(きっと撮られていますよね)、この船の時鐘には「Sagres 1962」とあったので、時鐘は 1962 年に Sagres として就役した時に付け替えたのでしょうね。

はい、時鐘の写真はアップでしっかり撮りました(笑)。515とはそういう意味だったのですね。

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