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2010年8月28日 (土)

8/22 利根川ラフティング@水上温泉

P8228334 今日も良い天気。泊まったペンションの部屋からは、こんなに素晴らしい景色です。

11:30スタートのラフティングを予約しておいたので、それまで、今から下る急流沿いの遊歩道を歩きました。水上温泉の街中を流れる利根川の上流部分で、諏訪峡谷と呼ばれています。

すごくたくさんのゴムボートが次々とやって来て、皆とても楽しそう。

途中でくぐる橋の上からは、何とバンジージャンプもやっています。

見ているだけでもとても面白かったけど、参加すればもっと楽しくてエキサイティングで涼しいラフティングでした。

8/21 谷川岳ロープウェイ

あまりに暑いので、急に一泊で高原に行くことに決定。最初は八ヶ岳を考えたけど、谷川岳のロープウェイにまだ乗ったことがないことを思い出し、行き先も決定。

ロープウェイ、リフトと乗り継いで、標高1500m。日陰でじっとしていれば、さすがに気持ちいい気温です。

Img_0002_2 目の前に、谷川岳の山頂に向かう尾根沿いの登山路を眺めながら、氷で冷たい飲み物とおにぎりのお昼。このまま山頂まで登りたい気持ちもちょっと出てきて、地図以外の装備はちゃんとありましたが、まだここから往復数時間を見ておく必要があるので、今回は眺めるだけ。

Img_0003 ロープウェイ駅まで戻った後、朝日岳の勇姿を眺めながら、木陰で草の上に寝転がって、昼寝も含めての〜んびりと過ごしました。

山上で、日中の一番暑い時間帯、5時間ほど過ごして、高原気分を満喫。

P8218333 宿は、付近で空室がある一番安いところを直前にネットで予約したのですが、おいしい食事に大満足。部屋にエアコンが無いのも、窓を開けて風が通ればかえって気持ち良く、夜はしっかり布団をかぶるくらい涼しかったです。

2010年8月13日 (金)

8/9 ヤマネコ号瀬戸内クルーズ4日目:下津井→伯方島

P8098249 朝6時前に起きて、下津井港の付近を散歩しました。ここは、坂本龍馬が最初に江戸に行く時に四国から渡って来て着いた港だそうで、昔は、風待ち・潮待ちの船や船荷の積み下ろしでとても賑わっていたそうです。

昨晩、宿の女将さんに聞いておいた道を歩いて、海側から祇園神社に登ると、瀬戸大橋が目の前に見えて、素晴らしい景色です。

P8098255_3

P8098258_2 神社を反対側に降りると、昔の家が残った古い道で、窓に格子が付いている当時の花街の家もあります。

7時までに宿に戻り、皆で朝食をいただきます。下津井で泊まった宿「シーサイドトリュフ」、広くてきれいで安くて親切で、とっても良いところでした。

P8098260 お昼の買出しをして、ヤマネコ号に給油し、ここから乗船する3人を加えて総勢9人で、8時半に出港。今日も多島海を抜けて行く楽しみなルートで、舵輪を握ります。

P8098261 目印が何もなくて、夜だったらうっかりぶつかりそうな岩や、漁船が底引き網を引いているのか、長く点々と連なるブイなど、真剣にワッチしている皆からの情報を得て、緊張しながら船を進めます。

P8098263 2つの島にはさまれた水道を南下する途中で、GPS装置が示す水深は、ぐんぐんと浅くなり、2.5mからとうとう1mになって、舷側からも海底が見えるところを、はらはらしながら進みます。ようやく浅い海域を抜けて本船航路に出た時には、ホッとしました。

P8098273 本船航路を進むのももう慣れてきて、前から後ろからの本船をうまくやり過ごしながら、皆で順番に舵を取り、マストに登ったり、バウネットをハンモックにしたりして、景色と航海を楽しみました。

P8098280 坂本龍馬が率いる海援隊のいろは丸が、紀州の明光丸と衝突し、沈んだのはこの辺りです。思ったよりも開けたところで、本で読むのと、実際に見るのでは、やはり違うものです。

P8098282 豊島を過ぎると、今日の目的地の伯方島を含む「しまなみ海道(尾道〜今治)」の島々はもうすぐです。

P8098287 私にとっては今回のクルーズの最後の港である伯方島の港にアプローチします。

P8098288 大潮の干潮時で、そびえ立つ岸壁に乗り移ってもやうのは、とっても苦労しましたが、何とか無事に係留完了。船の乗り降りのために、縄梯子をセットするほどでした。

Route_5 溜船長の知り合いの方の出迎えで、おいしいジュースをいただき、ここで下船する真昼のふくろうさんと私を、高速バスの停留所まで送ってくださり、大変助かりました。

溜船長、力を合わせて船を動かした仲間の皆さん、港ごとにいろいろな出会いがあり、親切にしていただいた地元の皆さん、おかげ様でとても充実した4日間のクルーズを楽しむことができました。ありがとうございました!

2010年8月12日 (木)

8/8 ヤマネコ号瀬戸内クルーズ3日目:牛窓→下津井(倉敷)

P8088162 ヤマネコ号宿泊組の5人は、朝早く目が覚めたので、6時頃には、船を出して、牛窓の最初に船を着けた岸壁に移動しました。

P8088167 今日は雲がきれいです。昨日が立秋とは思えないくらい、まだまだ猛暑が続きますが、雲だけはちょっぴり秋の雰囲気を感じさせてくれます。

P8088169 デッキで朝食を食べ、牛窓で下船するMさんを見送り、漁協の氷自動販売機で10kgも氷を仕入れて、ここから乗船するWさん、真昼のふくろうさん、ケルンさんを迎え、ここで下船するO君に見送られながら、9時に出港。

P8088174 ディンギー乗りたちも、気持よさそうに、牛窓の海を帆走しています。

Route_3 今日は、多島海を抜けていく楽しみなルートです。まず、直島諸島の豊島(てしま)を目指し、次に井島を目指し、その間の水路を抜けて、本船航路を目指します。

P8088178 P8088180_2 島々を結ぶ多くのフェリーが行き交っているので、左舷側も右舷側も見張りの気を抜けません。

P8088181 本船航路に乗ると、さすがに多くの大型船が走っていて、特に、航路を横切る船や、後ろから追い上げ追い越していく船に目を光らせます。

P8088186 おむすびのお昼を食べて、おむすびのような大槌島の南側を通り過ぎたら、本船航路を離れて、倉敷市の南端にある下津井を目指します。

P8088191 倉敷と坂出を結ぶ瀬戸中央自動車道のほぼ全容を見渡すことができて壮観です。

P8088204 一つ一つの橋に個性があって面白いです。

P8088207 瀬戸大橋をくぐり、またまた大変苦労して場所を探した後、下津井港の給油用のポンツーンにヤマネコ号を着けました。

P8088213 今日は日曜日なので、給油は出来ないのですが、明日の朝、給油できるように、そのまま一晩停泊してしまおうという目論見です。

P8088215_2 ところがやっぱりダメとのこと。そこで、ちょっと苦労しつつも楽しみながら、長くしたもやい綱を引っ張って、ヤマネコ号を90度回転させて、横の狭い岸壁に着けなおしました。ちょうど階段もあって、乗り降りも楽です。

いつもは、港に着いても、航海そのもので満足しちゃっているので、あまり観光することはないのですが、今日は、せっかくだから倉敷の街を見に行こうということになりました。

Route_4 ところが、同じ倉敷市と行っても、下津井から倉敷駅までは、バスで鷲羽山の坂道を越え、児島駅からJRで一旦岡山駅に出て、列車を乗り換えて戻るようにして倉敷駅まで行くので、1時間半以上もかかりました。

倉敷の古い街並みは、行ったかいがありました。ここで下船するケルンさんを見送り、夕食に入ったお店はちょっとハズレでしたが、航海も観光も堪能した盛りだくさんの一日でした。

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2010年8月11日 (水)

8/7 ヤマネコ号瀬戸内クルーズ2日目:家島→牛窓

P8078078_2 旅館で朝食をいただき、たっぷり昼食を包んでいただいて、9:30に出航。

P8078083 一旦、港の奥に向かって、とってもお世話になった井伊旅館の前までヤマネコ号を持って来て、登檣礼をしました。旅館の方々も陸から手を振って、見送ってくださいます。

P8078086_2 港の出口に向かっていると、漁船が追いかけてきて、何と生きたタコを3匹もくださいました。タコは、この辺りの特産品なので、嬉しいです。

家島、最高で〜す。

P8078092_2 家島諸島の北側を、牛窓(岡山県)を目指して西南西に進みます。家島の西隣の西島も、大きく山が削られてしまっていました。

P8078103_2 昼過ぎに、牛窓を守るように並んだ前島、青島、黄島などの多島海に近づいてきました。とても良い風で、エンジンを切って、純粋な帆走を楽しみます。

P8078109_2 P8078112 入港前に、船長が、いただいたタコをさばいてくださいました。塩ゆでしただけで、醤油もわさびも無くても、程良い塩加減で歯ごたえもよく、美味しかったです。

13時半頃に、牛窓の港に入りました。Route_2

P8078119 ここでも停泊場所に苦労します。ヨットが盛んな所なので、マリーナもいくつかあるのですが、どこも50フィートを超える大きな帆船を停められる所はなく、ようやくここならばOKという場所に着けたのですが、この日は年に1度の花火大会の日で、打上げ場所の防波堤から200m以内なので、花火の間は移動してもらわないとダメとのこと。

P8078124_2 明日のお昼の買出しなどを済ませて、船を出して、船から牛窓巡りをします。ヨットハーバーの近くには、何とスクーナーが係留されていました。後で聞くと、トルコから観光船として使うために1年前に持って来たけど、木造なので許可が出ないそうです。

P8078126 島々に囲まれた穏やかな水面でディンギーが盛んに走っているのを見ると、さすがに牛窓という感じです。

P8078135 結局、ヤマネコ号は、牛窓の目の前にある前島の港に一晩停泊することになりました。

P8078134 ヤマネコ号を置いたまま、すぐ隣から出るフェリーに乗って、牛窓にまた戻ります。

P8078139 10分程度のフェリーですが、瀬戸内らしい旅情があって、何となく良い気分。

タクシーで街外れ(先程のスクーナーの目の前)の宿まで行って、お風呂に入り、帰りは歩いて街まで戻ると、ぞろぞろと大勢の人が花火大会のお祭りの会場を目指して歩いています。

P8078156 すごい人出で、夕食を食べられる場所を探すのにも苦労して、結局ラーメン屋で夕食を取りながら、花火が打ち上がるのも眺めました。ラーメン屋の女将さん達とも皆で話がはずみ、楽しかったです。

またフェリーで前島に戻り、私はその晩は、ヤマネコ号のフォアデッキで野宿しました。天の川まで見える星空の下、涼しい風に吹かれて気持ち良かったです。

2010年8月10日 (火)

8/6 ヤマネコ号瀬戸内クルーズ1日目:洲本→家島

ヤマネコ号の今年の夏のクルーズは、何と瀬戸内海です! 以下の行程の青太字部分に参加することにしました。

8/2(月) 0900静浦(静岡県沼津市)〜(所要30時間)
8/3(火) 〜1500南紀勝浦(和歌山県南東部)
8/4(水) 勝浦0800→1600田辺(和歌山県南西部)
8/5(木) 田辺0900→1600洲本(淡路島東部)
8/6(金) 洲本0900→明石海峡→1600男鹿島(兵庫県姫路沖)
8/7(土) 男鹿島0900→牛窓(岡山県南東部)
8/8(日) 牛窓0900→1600下津井(岡山県倉敷市)
8/9(月) 下津井0900→1600伯方島(愛媛県今治沖)

〜ここから帰路〜
8/10(火) 伯方島0900→1600小豆島土庄(香川県高松沖)
8/11(水) 土庄0900→鳴門海峡→1600福良(淡路島南西部)
8/12(木) 福良0900→1600田辺(和歌山県南西部)
8/13(金) 田辺0900→1600南紀勝浦(和歌山県南東部)
8/14(土) 勝浦0900→五ヶ所湾(三重県志摩半島南岸)
8/15(日) 五ヶ所湾0700→1800松崎(伊豆南西部)
8/16(月) (予備日)松崎1000→1500清水(静岡市)
8/17(火) 清水1100→1600静浦(静岡県沼津市)

P8068034 新宿→大阪は夜行バス、三ノ宮からは高速バスに乗って、後で下をくぐることになる明石海峡大橋を渡ります。淡路島に入ると、さっそく多くの溜池や段々畑があって、瀬戸内地方らしい景色となりました。

P8068035 本四連絡橋が出来て、船の出入りが減ってしまった淡路島東岸の洲本ポートターミナルには、ヤマネコ号が立派な港湾施設を独占してポツンと停泊していました。

P8068037 もやい綱を解き、港内でセールを上げて、9時に洲本港を出港。フォアトプスルを追加した際に、いくつかハリヤードやシートの位置が変わってしまったので、ちょっとまごつきました。

P8068039 アッパーステイスルとフォアトプスルを除く6枚のセールとエンジンで、約6ノットで機帆走しながら、淡路島の東岸沿いに北上します。

P8068046 大きな(でも古くなって倒壊の危険もあるらしい)観音像の前を通りながら、シップベルの真鍮磨きを1人10分交替でしました。

P8068048 明石海峡の手前で舵を変わってもらい、次々とやってくる本船の間を抜けて航路を横断します。狭い海峡を行き交う大型船の邪魔にならないように航路の端っこを通りたいのですが、海の上では右側通行なので、一旦は本船航路を横切らないといけないのです。

P8068053 無事に航路を横断した後、進路を左に向けて、航路の右端沿いに進み、11:48に明石海峡大橋をくぐり抜けるところまで舵を取れて大満足。舵を替わってもらってから、ゆっくりお昼もいただきました。

P8068061 明石海峡を抜けてからは、右手に播磨の工業地帯を臨みながら、ほぼ真西に進みます。この辺りで見かける漁船は、伊豆周辺の漁船のようなスパンカー(船尾の縦帆)は無く、三角形のやぐらのようなものがあって、真正面から見ると、まるでブイのように見えることもあります。

Route ずっとベタ凪だったのが、風も出てきました。向かい風なので、一旦南西に向かって、一度タックして、今日の目的地である明石沖の家島諸島を目指します。

P8068064 15時を回り、島々が近づいてきました。最も東(写真の一番右側)にある島が、停泊予定の男鹿島(たんがしま)です。

P8068067 しかし、この島は、山が大きく削られていて、自然破壊が痛々しいです。風呂に入ったり食料の買出しが出来るような村も無さそうとのことで、もっと人口が多い家島に停泊することに予定変更です。

P8068069 男鹿島と家島の間の水路を抜けて、家島の中心地「真浦」の港に進入します。湾の奥が深い天然の良港で、港の中を隅々と巡りましたが、ヤマネコ号を停泊できるスペースが見つかりません。

P8078077 他の船に仮付けして地元の人に聞いてもダメとのこと。諦めて他の島で探そうかという時に、何と、ヤマネコ号や溜船長のことをご存知の漁協の方が現れて、浮桟橋に停泊できるように便宜をはかってくださいました。しかも、宿の手配やそこまでの送迎までもしていただいて感謝感謝です。

P8068071 夕食は、この村でほとんど1〜2軒しか食べるところが無い中で何とか冷たいビールとおいしい魚にありつけたし、翌日のお昼の食料を買出しできる店が全くない中で、旅館の方がおにぎり等を何とか用意していただけることになって、他にもいろいろと事件があったのですが、窮すれば通ず、人との出会いや受ける親切の有り難さが、とても身に沁む島でした。(写真は、この島の漁船で目立った船首の飾りです。)

2010年8月 1日 (日)

7/31 JAXA、はやぶさカプセル見学

JAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原キャンパスと、小惑星探査機「はやぶさ」カプセルの一般公開に行ってきました。

平日なのに最高3時間待ちだったという前日の様子の報道や、見てきたPetrelさんからの情報では、とてもカプセルを見るのは無理そうで、はやぶさとイカロスの話が聞ける宇宙セミナーだけでも参加できればいいやと思っていました。

でも、目が覚めたのは6時前、カプセルの公開開始は9:30、セミナーの開始は10:15。あわよくば、セミナー前にカプセルを見れるかもしれません。そこで、とっとこ朝食を済ませ、行列で時間をつぶす本やiPadと氷入りの飲み物を持って、8時前には行列に並びました。P7317998行列は森の中に延びていて、木陰で本を読みながら待つのはそう退屈でもなく、開場を9時に繰り上げてくれたので、10時前に「はやぶさ」カプセルの特設展示館に入ることができました。

地球の引力圏から離脱してまた戻ってきた唯一の物体が、今、目の前に、地球上でここだけにあります。そんな長旅や数々の試練を感じさせないくらい、きれいでした。(写真撮影禁止だったので、展示の様子はこちらをどうぞ。)

P7318004 この「はやぶさ」ミッションを率いた川口淳一郎さんの宇宙セミナーにも間に合いました。8時前にここに着いた時に既にカプセルとは別の行列が出来ていて、メイン会場の席はさすがに無理でしたが、会場外のスペースにモニターが置かれていて、そこに映るプレゼン画面を見ながら、会場入口のドアから川口さんも見える所で、セミナーに参加することができました。

P7318006 モニターに映る字はかろうじて読めるかどうかというところ、スピーカーから流れる音声も耳に手をあてて必至で聴き取る感じで、得られる情報量は半分くらいになってしまいましたが、それでも、とっても伝わってくるものがありました。

はやぶさの燃料漏れ事故で通信が途切れ、カプセルを地球に戻すことは絶望的な中で、そのために必要な予算を獲得したり、カプセルを着陸させて回収するためのオーストラリア政府の許可も得たり…、はやぶさもスゴイけど、本当にすごかったのは、企画し、作り、送り出し、最後まで諦めずに帰還させた、川口さんとチームの人々だったのだと実感しました。講演後、その「人」を称える気持ちをこめた拍手が、いつまでもなりやまず、ジーンと来たし、日本人としての誇りも感じました。

午後のセミナーは、会場に着席できる整理券をゲットするのに間に合いました。パンを買って手早く昼食を済ませ、会場で、セミナーが始まるまで、日本のロケット開発の歴史のドキュメンタリービデオを見て、これも楽しめました。結局、ペンシルロケットから始まって、技術の実験と改善の積み重ねで日本の宇宙探査の今があることが、よく納得できます。

P7318007 イカロスのチームリーダー森治さんの「イカロスの船出と太陽系大航海時代の幕開け」と題したセミナーも、とても分かりやすく楽しいものでした。ソーラーセイルに薄膜太陽電池を取り付けた(ここが日本の技術のミソ)ソーラー電力セイルが、電力命のイオンエンジンに電気エネルギーを供給します。非常に微々たる力でも、時間をかければ少しずつ少しずつ加速していくことができます。莫大なエネルギーを短時間に放出することが必要な場合もあるけど、結局は、エネルギーと時間をかけ合わせた面積をいかに大きくするかということなんだなと実感できました。

実はソーラー電力セイルの技術、木星を目指す1つの良いアプローチではありますが、さらに太陽から遠くなる土星を目指すには、ちょっと…というものらしく、イカロスへの情熱と共にそのあたりを客観的に見据えた説明や質疑応答が、とっても好印象でした。

P7318008 ここまではJAXA向かいの博物館の特設会場での催しで、ようやく14時を過ぎて、JAXAのキャンパスに足を運びました。

第1〜6会場を順番に全て見て回りましたが、印象的だったのは、イカロスとそのソーラーセイルの実物大のモデルです。

P7318009 P7318015 P7318016 P7318022

他に良かったのは、人工オーロラ(40分並んで見ました)、「かぐや」の3Dハイビジョンの月面・地球の出・地球の入・満地球の映像などです。

P7318030 今回初めてJAXAキャンパスを見学しましたが、毎年一般公開はされているようで、その積み重ねか、運営面での工夫がとても良くされていることに感心しました。イカロス関係の展示がたくさんある第1会場では、じっくり見たい人と、さっと見たい人のレーンが分けられていて、これはとてもありがたかったです。カプセルを見るための長い行列も、できる限り日陰で待てるような工夫や、随所におかれたミスト付き扇風機も嬉しかったです。P7318000

そのおかげかどうか、並んでいる一般参加者も、ギスギスした感じがなくて、皆が楽しめるようにお互いに気を使っている雰囲気があったのを、とても嬉しく思いました。

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